スパイスアップ・ベトナムで2016年に半年間インターンシップしたYさんに体験談を聞いてきました。最近就活が成功に終わったというYさんですが、インターンシップ中はどのような業務に従事し、その経験が就活にどう活きたのでしょうか。
Y.Yさん 東京大学大学院 (2018卒)
内定先:大手総合コンサルティングファーム
インターンシップ期間:2015年10月~2016年3月 (当時大学4年生)
インターンシップについて
スパイスアップでインターンした理由
社長と話してみて、社長がおもしろい方だったので。
その社長と実際に働いてみた印象
これまで会ったことがないタイプの人で面白かったというのが社長への第一印象です。その理由をうまく説明するのは難しいのですが、最初に話をしたときから、冷静さと情熱を高い次元で同時に持てる人だと感じた記憶があります。フットワークが軽く常に仕事を楽しんでいていた姿が印象的でした。
基本早口なので、時々聞き取れない場面があったことは秘密です。そのうち慣れます。
取り組んだ業務内容
- 運営しているサイトに掲載する広告営業
- サイト内コンテンツの作成
- 他社から依頼されたデータリサーチ業務
- DYI業務
- 出店したイベントブースにてマスコットキャラクター業務
⇒つまりなんでも

会社が経営しているカフェが日本イベントに出店した時の様子
インターンを通しての気づき、学び
考える前にまず動いてみることが大事だと学びました。仕事やタスクをスマートにこなしたいという意識は働いてしまうのですが、
- まずやってみる
- 同時に考える
- 次に改善する
- そしてやり通す
これが事を成すための唯一の方法ではないか、とインターンを通じて考えるようになっています。
インターン中の1日
【仕事編】
8時 :起床(パンとヨーグルトをメインに食べていました)
9時 :業務開始(場合によっては営業先へ)
12時:徒歩10秒の食堂でランチ
13時:業務再開(場合によっては営業先へ)
18時:業務終了(そのあと継続して仕事をしている日もあり(笑)
19時:オフィスにカフェがあるので、社割を使って夕食
24時:就寝
【プライベート・週末編】
9時 :起床
12時:ホーチミンのカフェやスイーツを散策
18時:近くのラーメン店で夕食
22時:就寝
就職活動全般について
どんな業界を見ていましたか?
最終的にはIT業界とコンサルティング・シンクタンク業界を中心に回っていました。インターン情報解禁直後はあまり業界にこだわらず多様な企業のイベントに参加していましたが、最終的には上記の業界に落ち着き、数社から内定をいただくことができました。
短期インターンには参加しましたか?
インターン情報が解禁になる6月頃から1カ月に1回行くか行かないかくらいのペースで参加していました(計6社)。この時期から外資系企業の本選考にものんびり参加していました。本気で内定を取りに行くというよりは選考に慣れる目的の方が強かったかもしれません。
大変だったことはありますか?
就活そのものよりも、就活と研究室のスケジュールと平行させることが大変でした。どうしても忙しい時期は生まれると思うので、いつ頃急激に忙しくなるのかを前もって把握して、準備しておくことが大事かと思います。
インターンの経験は就活の役に立ちましたか?
結論から言うと、とても役に立ったと感じています。
得られた能力や気の持ち方などは就活に限らず普段の生活で役立っているのですが、ここでは就活本番(選考過程)で役に立ったと感じる理由に絞って説明します。
理由としては大きく2点あると考えていて、まずベトナムでインターンをしていたことをESに書いているだけで面接官が興味を持って質問してくれることが多く、面接での質問内容を想定しやすかった点と、成果の大小に関わらず一定期間働いていたという事実そのものを評価してくれる企業が多いと感じた点です。
海外インターンの経験なんて実際に経験した面接官は少ないため、いくら面接中にインターン中に達成した実績をアピールしても、面接官の方も具体的にその困難さをイメージすることが難しいと思います。そのため、就職活動において海外インターン先での具体的な実績をいくらアピールしても、基本的には「へぇ、すごいですね…」といった反応になってしまいます。そのため、「そもそもどうして海外インターンをしてみようと思ったのか」について深く質問されたことが多かった印象です
ここをクリアにした上でインターンを始めてみると、就職活動により活かすことができる経験になるのではないかと思います。インターンでの実績ももちろんアピールポイントになりますが、面接官がより評価できるのは動機やメンタルの部分だと感じたので、「成果を上げられなければ就活に活きない」などとは考えずに、なぜインターンをするのかをクリアにした上で、まずは飛び込んでみればいいのではないかと思います。

オフィスでの様子、左奥がYさん
後輩へのメッセージ
特に近年では日系企業がグローバルに働ける人材であるかを非常に重視していると就活中にも感じたため、海外で働くこと、日本にいながらでも海外を相手にした仕事に抵抗がないことをインターンシップ経験からアピールすることができれば、選考でも高く評価していただけるのではないかと感じました。
またインターンシップを通じて得られた実務的な能力は、企業によって評価のされ方が異なると思うものの、ベトナムで一定期間働いてみようと考えた意欲や働いて得られたマインドの強さに関しては、どの企業からも評価していただけるのではないかと感じます。そのため、インターンシップをした=内定となることはないですが、これまで努力したことの1つとして自信を持って語れる経験になるのではと思います。
特にSpice Up Vietnamのインターンは、特定のビジネススキルを身につけるというよりも、その前段階として、普段の生活にも関わるマインドの部分を鍛えられる仕事にたくさん関われると感じています。スキルが活きる場面はどうしても限定されてしまいますが、マインドが活きる場面は国や地域を問わず無限に広がっていると思うので、ぜひマインドを鍛えられるような経験をしてみるといいと思います。その経験をする場所がSpice Up Vietnamであればとても嬉しいです。たくさんのハプニングがあなたを待っていますが、いい意味でスリリングな仕事と、エキサイティングなメンバーから得られるものはたくさんあるはずです。
インターンシップ希望者の方へ
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